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玉川大学で「ロボカップ」ジュニア関東大会-サッカーなど3競技で世界目指す

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 小学生~高校生が技術力を競う自律型ロボットコンテスト「ロボカップジュニア」関東ブロック大会が12月18日、玉川大学工学部(町田市玉川学園6)で開催される。

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 ロボカップは「2050年までに人間のサッカー世界チャンピオンに勝てるヒューマノイドロボットのサッカーチームを作る」ことを目標として掲げ、1997年からスタートした世界規模でのロボット研究プロジェクト。ロボカップジュニアはロボカップのカテゴリーの一つで、次世代の担い手を育てるとともに、リーダーに必要な協調性を持たせることを目指す。

 当日は、プライマリ(14歳以下)とセカンダリ(15歳~19歳)の2カテゴリーに分かれ、ロボットの性能やチームワークを競う「サッカー」、早く確実に被災者を発見する「レスキュー」、音楽に合わせた動きや創造性を競う「ダンス」の3競技で全国大会と世界大会への出場を目指して戦う。ポスタープレゼンテーションや交流会でプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も高める。

 関連企画として、ロボカップリーグの一つでキッチンやリビングルームなどの家庭環境での課題に取り組み、その達成度を競う「ロボカップ@ホーム」の技術交流会を開く。玉川大学は同リーグの2008年・2009年世界大会で優勝している。

 同大工学部機械情報システム学科の岡田浩之教授は「来年3月のジャパンオープンの予選を兼ねているので白熱した試合が多く見られるのでは」と期待を寄せる。

 開会は9時30分。入場無料。

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