相模原では今週末、旧藤野町の廃校やキャンプ座間など各地でユニークな夏祭りが開催される。

　2003年に閉校した旧牧郷小学校を再生した「牧郷ラボ」では8月3日～5日、ラボ周辺を自家発電でライトアップして静かな里山の風景を一変させる「ひかり祭り」が行われる。期間中、同所に在籍する芸術家らが中心となり、活動報告の展示やパフォーマンス、ワークショップなどのプログラムを実施。地域の人々が地野菜を使ったスローフードを提供する。ステージ出演者は、渋さ知らズオーケストラ、朝崎郁恵さん、DEEP COVER、勝井祐二×坂田学など。入場料金は3日間通しで3,500円（相模原市民は3,000円）。寝袋を持参すれば体育館で無料宿泊できる。

　米陸軍キャンプ座間では8月4日、今年で53回目となる「日米親善盆踊り大会」が開かれる。当日は基地を一般開放し、盆踊りや在日米陸軍の音楽隊による生演奏、日米交流スポーツ試合などを実施。アメリカンフードをはじめとする各国料理の屋台約50店が出店するほか、ゲームコーナーや大道芸など子ども向けの企画も用意する。10時30分～21時30分。1000発の花火の打ち上げは20時30分から。

　東林間駅周辺では8月4日・5日、阿波（あわ）踊りの祭典「東林間サマーわぁ！ニバル」が行われる。相模原市夏の4大祭りの一つとして10万人以上を集める同祭りは今年が21回目。全国から集まった約3000人の踊り子が商店街を練り歩き、沿道には地元商店や子ども会などによる模擬店が並ぶ。来訪者が阿波踊りに飛び入り参加できる企画も用意する。17時20分～21時。

　橋本駅周辺では8月3日～5日、かながわのまつり50選の「橋本七夕まつり」を実施。地域の学生や団体が趣向を凝らして制作した竹飾り約200本が歩行者天国となる商店街を彩る。期間中、橋本高校ダンス部、在日米陸軍軍楽隊などがステージを披露するほか、街コンなどを開催する。14時～21時（最終日は20時30分まで）。

　淵野辺駅そばの鹿沼公園では8月4日・5日、「大野北銀河まつり」が行われる。模擬店やフリーマーケットのほか、特設ステージでは高野千恵さんやビリー諸川さんのライブ、一ノ瀬御幸さんの水着歌謡ショーなどが予定されている。