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町田の禅寺で「食と雑貨」の祭り-生活系雑誌で話題の34店が集合

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 食と雑貨を集めた野外イベント「くらしのmoto市」が9月30日、簗田寺(町田市忠生2)で開催される。

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 「ささやかだけれども、かけがえのない日常に彩りを添えてくれる市場」をつくろうと町田・相模原の個人商店の女性オーナーらが中心となって始めた企画は今年で4回目。駅から遠く離れた立地ながら、昨年は約1500人が来場する人気イベントになった。今年も生活系雑誌「天然生活」「暮らしの手帖」などに掲載された個人店を中心に34店が出店する。

 食の初出店は、千葉県四街道市で色とりどりのめずらしい野菜を栽培する「キレド」、東麻布と浅草観音裏で焼き菓子販売と菓子教室を営む「菓子工房ルスルス」、文京区小石川の喫茶店「小匙」、多摩地区でバインミーやベトナム麺を移動販売する「ベトナム屋台PEPE」。

 国立のたい焼き移動販売店「たいやきやゆい」、「かわいい、楽しい、美味しい」がコンセプトの世田谷区用賀のキャンディー専門店「TIKTOK」、スコーンが人気の恵比寿のカフェ「歩粉」、日野市でパンと器を販売する「薪窯パン ユッカ屋 粕谷修朗」、阿佐ヶ谷の焼き菓子店「寅印菓子屋」も初登場。

 東林間の「ひなた焼菓子店」、自家製酵母を使用する「チクテベーカリー」(小山ヶ丘4)、町田のエコファーマー「牧野さん家のお野菜」は昨年に続いての出店。

 雑貨は、日本の古道具や古家具を販売する「仁平古道具店」、革製品の工房「ANDADURA」(ともに栃木県益子町)、天然の染料や素材を使う染め織り工房「La Mano」(金井5)、おばあちゃん手作りの洋服製造社「ヤンマ産業」(武蔵野市)、国内外のシンプルな日常小物などを扱う「ペドラー」(相模原市)、国内外のレトロな文具を販売する「ハルカゼ舎」(世田谷区)、若手作家の器を主に扱う「ももふく」(原町田2)、植物と雑貨販売の「poppy seeds」など20店が出店する。

 座禅体験、ものづくりや「音の風景」を感じるワークショップなども予定するほか、寺の本堂で行われるライブでは、「大人にも子どもにも楽しんでもらえる、寺の雰囲気にぴったりのサウンドを紡ぐ」というCOINNとT.V.not januaryの2組が演奏する。

 同祭の実行委員で「ももふく」を経営する田辺玲子さんは「緑に囲まれたお寺の境内で秋の空気を感じながら、お買いものを楽しみ、ライブやワークショップに参加して、一日丸ごと楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。ワークショップは事前に電話申し込み(TEL 042-854-7250、ペドラー)が必要。

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