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版画美術館で町田ゆかりの作家展-赤瀬川原平ほか若手作家も紹介

「Born after 1970」コーナーに出品するコバヤシ麻衣子さんの「A little something」 ©Maiko Kobayashi

「Born after 1970」コーナーに出品するコバヤシ麻衣子さんの「A little something」 ©Maiko Kobayashi

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 開館25周年の最後を飾る「町田ゆかりの作家」展が3月9日より、町田市立国際版画美術館(町田市原町田4、TEL 042-726-2771)で開催される。

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 町田に暮らす・暮らした作家たちの版画を紹介する企画。出展作家は、田河水泡、飯田善國、若林奮、赤瀬川原平(以上敬称略)など15人。収蔵品を中心に約150点を展示する。

 「Born after 1970」コーナーでは、市内に住む1970(昭和45)年以降生まれの若手作家による「町田を舞台に生み出された、バラエティーに富んだ作品」を紹介。作家が作品と制作について話すギャラリートークも行う。

 関連企画として、門坂流さんの公開制作、ピアニスト奥村友美さんのコンサートなどを予定。常設展示室では、鶴川で晩年を過ごした畦地梅太郎の作品40点を展示する。

 「市民には、自分が住んでいるこの町田でこんな作品を制作している作家がいるんだということを知ってもらいたい」と同館学芸員の和南城愛理さん。「若手作家の作品からは、町田の過去・現在・未来をご覧いただければ」とも。

 開館時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=600円、高校・大学生・65歳以上=300円、中学生以下無料。初日は無料。4月7日まで。

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