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FC町田ゼルビア、「最終」決戦へ-今週末、ホームで2位・讃岐と対戦

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 FC町田ゼルビアは10月20日のJFL第29節でアウェーのAC長野パルセイロに5対1で敗れ、J2昇格が厳しい状況になった。希望をつなぐため、26日、2位・カマタマーレ讃岐との決戦に挑む。

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 ゼルビアは現在4位。J2昇格には2位以内に入らなければならない。ゼルビアとの勝ち点差は1位・長野=12、2位・讃岐=11。勝てば勝ち点3を獲得。ゼルビアが残り試合を全勝すれば勝ち点15を上積みできるが、次節で長野と讃岐が勝ってしまうと追い抜くことはできない。

 5日後に讃岐との「最終」決戦を迎える21日、ゼルビアは小野路グラウンド(町田市小野路町)で練習を行った。長野戦の出場メンバーは軽いメニュー、控えのメンバーはシュート練習やミニゲームなどで2時間かけて調整した。

 「(昨日の敗戦で)選手の様子を心配していたが、今日の練習は、試合に出なかった選手を中心に明るい雰囲気だったのが良い材料」と楠瀬直木監督代行。「選手はメンタル面で追い込まれた状況で戦ってる。練習で自信をつけて克服するしかない。昨日は長野の攻撃を恐れてDFラインを下げてしまった。ビビっていては試合に出ることができない。勝つこともあれば負けることもある。選手にとっていい経験」

 楠瀬監督代行から信頼を得る太田康介選手は長野戦をベンチから見ていた。「(長野とは)力の差を感じた。試合に出ていない選手、チームに帯同しなかった選手、それぞれ思うところもあるだろう。それでも今日の練習では、前向きに明るい雰囲気を出していこうと努めた」と話す。

 「長野戦もそうだったが、讃岐には勝たなければならない。負ければ(J2昇格の可能性が)完全になくなってしまう。最後まで泥臭く戦っていきたい」と静かに闘志を燃やす。

 第6回東アジア競技大会のU-20日本代表にJFLから唯一選ばれた三鬼海選手が「気力が充実した状態」でチームに戻り、骨折で長期間離脱していた小川巧選手が今日、復帰後初めてのフルメニューをこなしたことが好材料。「練習をしっかり行い、原点に戻ってチーム一丸となって戦う」と楠瀬監督代行。

 カマタマーレ讃岐戦は町田市立陸上競技場で26日14時キックオフ。24日夕方から町田駅と鶴川駅周辺で選手、サポーターらが応援を呼び掛ける街頭活動を予定する。

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