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淵野辺に「汁なし」ラーメン新店-フレンチ経て独立開業

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 淵野辺・県道57号沿いに2月1日、ラーメン店「汁なしイプサ」(相模原市中央区淵野辺本町3)がオープンした。

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 店舗面積は約30平方メートル。席数はカウンター8席。マンション1階の住宅を改装したテナントに居抜きで出店。アメリカンポップアートを飾り、明るい雰囲気を演出する。

 店主の永山尚吾さんはフランス料理店とラーメン店を経て開業。「フレンチは敷居が高いので、より多くの人に食べてもらえるラーメンをやろうと思った」と話す。店名のイプサは「自ら行動する」という意味で、初めて独立する思いを込めた。

 主力は「汁なし」ラーメン。「しょうゆやスープで味が決まってしまうラーメンに比べて創作しやすい」と決めた。鶏のスープに小麦の風味がする四角い太麺を合わせ、メニューに応じてカキのムースや、牛モツのトマト煮、野菜のピューレなどでバリエーションを付ける。混ぜることで味わいが変化する。白い大皿に盛り、ステンレスの大きなスプーンを添えた見た目は洋食風。

 メニューは、カキのムースとミソ、粉チーズと青ノリ、レモンのゼリー、ニンニクの香りがする泡、豚と鶏のチャーシューなどをトッピングした「汁なしオイスター」、牛モツのトマト煮、トマトのミソ、ジャガイモのムースなどが載る「汁なしトマト」(以上700円)。

 自家製ラー油、ゴボウのピューレ、黒酢のソースなどで味をつけた「汁なし担々麺」、からしマヨネーズ、ニンニク、ホウレンソウとノリのピューレなどでジャンクな感じを出す「濃厚汁なし」(以上、650円)。サイドメニューは、小ライス(50円)、卵かけご飯(250円)、牛すじ丼(280円)、温泉卵(50円)など。客単価は750円。

 「召し上がっていただいた皆さんから『おいしい』と言っていただく。誰もやっていないメニューなので不安もあったが、ホッとしている」と永山さん。「中華そばも提供する予定。客のニーズに応え、満足を提供していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時。

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