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ペスカドーラ町田、ホーム開幕戦を白星で飾る-王者・名古屋に初勝利

日本代表キャプテン滝田学選手(右)と同エース森岡薫選手のマッチアップ

日本代表キャプテン滝田学選手(右)と同エース森岡薫選手のマッチアップ

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 Fリーグ創設8年目のホーム開幕戦、ペスカドーラ町田がついに王者・名古屋オーシャンズに公式戦で初白星を挙げた。観客数は2056人。

勝利を喜ぶ町田の選手

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 リーグ7連覇中の名古屋とのリーグ戦対戦成績は19敗3分。今年のカップ戦決勝ではわずかに及ばなかったが、プレシーズンマッチ(練習試合)は勝利。キャプテン滝田学選手が試合後、「今の戦力で勝つにはこれしかないパターン」と話したように、名古屋対策が実を結んだ。

 試合開始から名古屋の猛攻を受けるもGKイゴールが素早い反応でブロック。3分、町田は永島俊選手が左サイドをドリブルでえぐり、豪快にゴールネットを揺らす。さらに7分にもコーナーキックから篠崎隆樹選手がシュートを決めて町田が2点目を挙げた。名古屋は13分、森岡薫選手がコーナーキックからミドルシュートを決めて2対1で試合を折り返す。

 後半も名古屋が攻め立て、町田は守備からカウンターを狙う緊迫した展開。試合を決定づけたのは横江怜選手の2連続ゴール。狩野新選手の右サイドからの絶妙なクロスをボレーで、イゴール選手のロングフィードを競り合いながら頭で、それぞれ合わせてリードを広げる。残り4分、パワープレーを展開する名古屋に1点献上するも、町田はパワープレー返しを決めて6対2で勝利した。

 シュート数は町田20本に対して名古屋42本。決定的なシュートを何本も防いだイゴール選手がマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。「今日の試合は40本シュートを打っても入らない感があった」と名古屋のビクトル・アコスタ監督。「ポゼッションを高くキープしたが、町田はタイミング良く点を取り、私たちに流れをつくらせなかった」と振り返る。

 関野淳太監督は「もっと失点してもおかしくないシーンがあったが、現時点でやるべきことは100パーセントやれた。勝利を次に繋げたい」と話す。

 Fリーグ第3節の結果、町田は開幕戦からの無敗(1勝2分)をキープして5位。次のホームゲームは8月3日、湘南ベルマーレと対戦する。

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