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J3ローカルダービー最終戦、町田が相模原に勝利 

鈴木孝司(左)の左足ボレーが決勝点に

鈴木孝司(左)の左足ボレーが決勝点に

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 町田と相模原のローカルダービー「武相決戦」第3戦は、FC町田ゼルビアが1対0でSC相模原に勝利。来シーズンのダービー命名権を獲得した。

両チームのキャプテン

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 J3第34節、2位町田と4位相模原の今シーズンの対戦成績は1勝1敗。町田は天皇杯アビスパ福岡戦の勝利から中3日の試合。相馬直樹監督は「チームに勢いをもたらしてくれる」と福岡戦で先制点を挙げたペ・デウォンを先発に起用。ほか10人を入れ替えて試合に臨んだ。相模原は2連敗で優勝の可能性はなくなったが、前回の対戦で欠場した高原直泰が先発。ダービーを制して勢いを取り戻したいところ。

 隣町の意地を懸けた今シーズン最後の戦い。開幕戦に次いで2番目に多い7782人が観戦する試合は、「選手のプレーに硬さがあった」(両監督)が、緊迫した一進一退の展開。均衡を破ったのは町田。後半73分、FW中村祐也とのパス交換からFW鈴木孝司の左足ボレーがネットを揺らす。エースの今シーズン10点目のゴールにスタジアムがヒートアップする。

 相模原は失点直後、FW井上平をFWタレスに、MF飯田涼をMF曽我部慶太にそれぞれ交代して巻き返しを図るも、決定機をつくれずホイッスル。町田が優勝争いにとどまる勝ち点3を手にした。最後まで激しいプレーを見せた両チームに観客、サポーターは大声援を送った。

 「ダービーなので、いいゲームをして結果がほしかった。町田が勝負強さを発揮した。残り4戦、内容の改善が見られるようなゲームにしなければならない」と相模原の辛島啓珠監督。

 「背負っているものの違いが勝利に繋がった」と鈴木孝司。相馬監督は「たくさんの声援の後押しでダービーに勝つことができた。相模原の球際の強さに簡単には点が入らなかったが、我々らしい得点だった。天皇杯を含み今週3連戦を勝ち切った。残りの試合も選手たちと頑張っていきたい」と力を込める。

 町田の次のホームゲームは11月1日、福島ユナイテッドFCと対戦する。相模原の次のホームゲームは10月25日、Y.S.C.C.横浜と対戦する。

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