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中心市街地で「まちづくり」プロジェクト 町田市と中活協が実施へ

中心市街地で展開する「10のプロジェクト」イメージ

中心市街地で展開する「10のプロジェクト」イメージ

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 町田市と町田市中心市街地活性化協議会(以下、中活協)は7月29日、町田市中心市街地まちづくり計画を公表した。

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 中心市街地活性化基本方針(2009年策定)、中心市街地整備構想(2014年策定)に基づく計画。当初、構想を実現するための具体策を盛り込んだ「整備計画」を策定する予定だったが、小田急町田駅北口地区の再開発といった施設整備の目処が立たないため、地元の商業者や住民らと「まちづくり全体の方向性」を共有することを主眼とした「まちづくり計画」に代わった。

 同計画では、町田市中心市街地の強みである商業に「かげり」が見えていることを挙げ、今後も選ばれ続けるためには、「質の向上に重点を置いたまちづくり」が必要とする。

 「夢かなうまち」を2030年に実現するまちの将来像に掲げ、「個性と魅力あふれる商店街づくり」「快適で便利な交通ターミナルをつくる」「駅前空間大規模店舗の魅力向上」など10のプロジェクトを提案。市と中活協が中心となり、市民や事業者、権利関係者などを巻き込みながら実施するという。

 プロジェクトの実施時期は未定。「今後、事務局を設置し、地元の人とまちづくりを考える。(施設整備への国の支援が受けられる)認定中心市街地活性化基本計画の策定については、モノレール延伸などの計画も見据えながらとなる」と市担当者。

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