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買い取り本を100%国内循環 ブックオフ、新リサイクルシステム運用

ブックオフが日本製紙と新たなリサイクルシステムを構築

ブックオフが日本製紙と新たなリサイクルシステムを構築

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 ブックオフグループホールディングス(相模原市南区古淵)は2月17日、販売に至らなかった古本の100パーセント国内循環を目指すリサイクルシステムの運用開始を発表した。

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 従来のリサイクルの取り組みでは、古本の扱いを古紙事業者の裁量に委ねていたため、その多くは海外へ輸出されていたという。

 新たなリサイクルシステムは、「ブックオフが排出した資源物は原則として国内で再資源化したい」という意思のもと、同社の指定拠点から排出した古本は事業者を通じて、全量を日本製紙へ納品。国内で確実に再資源化することに加えて、トレーサビリティー強化につなげることで排出者としての責任を果たす。

 当初は、ブックオフオンラインの倉庫(横浜市)から排出される年間約8000トンの古本で同システムを運用。その後、全国のブックオフ店舗での運用、排出した古紙から生まれた再生紙を同社の事業活動に活用する循環システムを検討するという。

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