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キャンプ座間を横断「市道新戸相武台」が暫定供用 8年ぶりの車両通行

新戸側の入り口

新戸側の入り口

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 キャンプ座間を東西に横断する市道「新戸相武台道路」が5月28日に暫定供用され、8年ぶりに自動車やオートバイが通行した。

市道「新戸相武台道路」

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 新戸相武台道路は1937(昭和12)年、旧日本陸軍が地域住民のために陸軍士官学校の敷地を貫く道として整備した。総延長は約1460メートルで、トンネル区間510メートル、掘割区間680メートルなどで構成。1984(昭和59)年から市道として共同使用されている。

 西側(新戸)の住民らが東側の相武台前駅方面に行き来するための生活道路だが、道路幅員が狭く、一行通行規制により利便性が低く、トンネルや橋の老朽化が進んでいたため、道路幅員を10メートルに拡幅し、車道2車線と歩道、3つの橋を整備する計画を進めていた。しかし、用地取得が難航するなどして工事期間が伸びていた。今回、全区間を2車線にできないままの暫定共用となった。

 車両は7時~9時=「両方向進入禁止」、9時から20時=「相武台側から進入禁止」の通行規制がかかる。20時から翌7時は通行規制なし。歩行者、自転車、オートバイは終日通行可。大型車両は通行できない。

 市は今後も継続して、車両通行の確保や時間帯の通行規制を行いながら、未整備区間の工事を進める。

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