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相模原が拠点のバスケクラブ「相模原プロセス」 現役Bリーガーが創設、プロ化目指す

相模原プロセス

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 相模原市を拠点とするバスケットボールクラブ「相模原PROCESS(プロセス)」が10月17日、チーム初公式戦となる3X3日本選手権大会の神奈川県予選で優勝した。

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 相模原プロセスは、東京サンレーブスや岩手ビッグブルズでプレーした現役プロバスケ選手で相模原市出身の草野佑太さんが創設。地域をさらに盛り上げ、魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと、7月1日にクラブを法人化した。5人制のBリーグと3人制の3×3.EXE PREMIER、2つのトップリーグへの参入を目指すとともに、プロ志望の選手育成、地域でのバスケット普及活動にも取り組む。

 チーム名は、「選手をはじめとして、クラブに関わるすべての人が夢を実現するための過程を一歩一歩大切にする。 その積み重ねが大きな成功に繋がるように」との思いを込めた。

 所属選手は、学生7人、社会人5人、元プロ3人の計15人。草野さんのリクルート、トライアウトで集めた。「全国的に無名だが、プロへ挑戦するためにプロセスでレベルアップをしたい」「プロセスで結果を出してクラブのプロ参入にスタートの段階から携わっていきたい」「ふたたびプロの舞台に戻るため」など様々な思いを持ってチームに合流したという。

 練習拠点は相模大野付近の施設だが、現在はコロナ禍で定まっていないという。週1回3時間程度のチーム全体練習、少人数での平日練習に励む。

 初優勝について、「やっとスタートラインに立てたと感じている」と草野さん。「3月~6月はコロナの影響で活動を中止。そんな中でもオンラインでトレーニングやミーティングを重ね、再開後も週1回しか集まれないという状況で、ポジティブに団結を深めることができた結果。先が見えない状況でハードワークするのは大変なことだが、クラブや仲間を信じてくれた選手をリスペクトしている」

 地域に応援される存在になること、クラブ運営資金の確保、選手育成環境の強化やスタッフの増員が今後の課題。 「本当の意味での地域密着をして、相模原プロセスが身近なヒーローでありバスケが生活の一部となるような取り組みをしていきたい」(草野さん)

 プロリーグ昇格の目標年次は3x3=2022年シーズン、 Bリーグ=2025年シーズン。まずは11月から始まる全日本社会人バスケットボール選手権大会予選で全国大会進出を目指す。

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