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SC相模原、山形に苦杯 「残り8試合」J2残留に総力戦へ

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 J2リーグ第34節、SC相模原はモンテディオ山形に0対1で敗れた。入場者数は2362人。

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 下位6チームが勝ち点3内でJ2残留を争う大混戦。相模原は前節の京都戦で善戦するも、勝ち点を伸ばせずに21位。

 7位 山形を迎えてのホームゲーム、GK三浦基瑛選手が4カ月ぶりに先発。攻撃の起点になるMF藤本淳吾選手が欠場。高木琢也監督は前半、ボールを保持することなどを狙って「本職でない選手」を起用。山形に押し込まれるが、5バックの相模原が守りを固めてカウンターで応戦する。しかし前半終了間際、ダイレクトパスで崩されて失点。

 後半、選手交代で攻撃を仕掛ける場面が増えたが得点には至らず。試合終了間際の攻勢もシュートがクロスバーに弾かれるなどわずかに及ばなかった。

 試合後、高木監督は「選手起用の目的が果たせず反省している。次のホームで勝つことが大事。切り替えて望みたい」と話す。2カ月ぶりに途中出場した梅鉢貴秀選手は「総力戦。出場メンバー18人に入るための40人の選手間の争いがチームの強み。チーム力は上がっている。新加入選手だけでなく、シーズン初めからいる選手が力を出さないといけない」などと話す。

 次のホームゲームは10月24日、ツエーゲン金沢と対戦。元サッカー日本代表選手と相模原市の15歳以下の選手が対戦する「さがみはらドリームマッチ」も併催する。

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