相模原でアートクラフトの大青空市-市内外から217店が出店

昨年秋に開催された「相模大野アートクラフト春の市」の様子

昨年秋に開催された「相模大野アートクラフト春の市」の様子

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 アート&クラフトのフリーマーケット「相模大野アートクラフト春の市」が4月25日、相模大野駅北口デッキとコリドー通りで開催される。

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 多くの人がアート作品や手づくり作品に触れて楽しむ場と、創作活動をする人の発表・交流の場をつくることなどを目的とした同イベントは7回目。毎年、春と秋の2回開催している。

 前回は150店が出店し3万5,000人が来場。出店者の平均売り上げは4万円。20万円以上売り上げた出店者もいて、98%が「次回も必ず出店したい」と答えたという。今回は、さらに規模を拡大し、今回は市内外から217店が出店する。

 「初期は一部の有志だけが熱くなっていたイベントだったが、今では商店会が主体的に協力してくれている。相模大野ステーションスクエアや伊勢丹にも協力していただいた。相模女子大学など近隣の大学も少しずつ距離が近づいた。グリーンホール相模大野(相模原市文化会館)とも近い将来、一緒に何かを企画していけるような素地ができつつある。まち全体が一体になって良い雰囲気を生み出そうとしている『輪』の一部に入れてもらえた気がしている」と開催事務局の藤川さん。

 当日は、手作り作品を展示・販売するほか、ミニイベントや商品券などが当たるスタンプラリーも実施。「スタンプラリーの賞品に商店街賞が加わった。当展は全国でも珍しい商店街主催の企画なので、商店街らしい特色が打ち出せたことは非常に大きい」(藤川さん)。

 同駅北口周辺は再開発事業のため多くの店舗が地区外に移転した。「再開発で街のハードが完成したころにどれだけ多くの人がかかわる催しになるか。一般を巻き込んで街の空気を文化的に変えるには、もう少し時間が必要。いずれは『手づくり好きが集まる街』としてのアイデンティティーが生まれることを願っている」と抱負を話す。

 開催時間は10時~16時。雨天の場合は同29日に延期する。

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