JAXA、「はやぶさ」カプセルを全国初公開-相模原市立博物館

はやぶさカプセルの展示物 提供:JAXA

はやぶさカプセルの展示物 提供:JAXA

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月30日・31日、相模原市立博物館(相模原市中央区高根3)で小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルを全国で初めて一般公開する。年に1度行われるJAXA相模原キャンパス特別公開の一企画。

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 はやぶさによって小惑星「イトカワ」に運ばれたカプセルは6月13日、7年ぶりに地球に帰還。オーストラリアの砂漠に落下したカプセルは、JAXA相模原で開封作業が行われ、内部に収められた容器から微粒子が確認された。今回の展示では、大気突入の熱からカプセルを守るヒートシールドや電子機器が収められたインスツルメントモジュールなどのカプセルの一部やパラシュートを展示する。分析中の容器は非公開。

 JAXA相模原キャンパス特別公開は、非公開の研究施設や最新の研究内容などをわかりやすく紹介するもの。昨年は、夏休み中の子どもを中心に1万3,588人が訪れた。

 当日は、「かぐや」「はやぶさ」「あかつき」などの最新情報の提供や、はやぶさの冒険を描いた全天周映画「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」の有料上映、はやぶさ帰還に関する大人向けの講座などを開催する。

 「はやぶさ」カプセルの公開時間は9時30分~17時。同キャンパス特別公開は10時~16時30分。JR淵野辺駅南口から直通の無料送迎バスを運行する。

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