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ブックオフ、古本買い取りで開発途上国に図書館開設-7社と連携

昨年のプロジェクトで開設した図書館

昨年のプロジェクトで開設した図書館

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 ブックオフコーポレーション(相模原市古淵2)は8月1日より、直営店・加盟店を含む国内グループ全店で、本・CD・衣料品などの買い取り総数量に応じて、開発途上国に図書館を開設する「BOOKS TO THE PEOPLEプロジェクト2010」を実施する。

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 プロジェクトは、途上国への教育支援を行うNGO「Room to Read(ルームトゥリード)」にブックオフが買い取り数量3点あたり1円を寄付。同NGOは図書館や図書室を必要としている地域を選定し、現地コミュニティーと共同して子どもたちが本を読める環境を整える。

 同社は昨年、初めて同企画を実施。1カ月間で135万人から3,863万点の本などを買い取り、スリランカ民主社会主義共和国に図書館3館、図書室18室を開設。「スリランカの小学校では、たくさんの子どもや先生たちからの感謝の言葉と、引き続きの支援への強い要望をいただいた。国内の参加者からも『良い取り組みなので、またやってほしい』というメッセージを多くいただき、今年も実施することを決定した」(同社)。

 今回は新たな試みとして、三井住友カード、パシフィックネット、NTTデータなど企業7社とタイアップ。各社は、従業員から本などを集めてブックオフに売り、売った金額を図書館開設のための寄付金とするほか、ホームページや店舗を活用した告知などで協力する。

 実施期間は8月31日まで。

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