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相模原で「はやぶさ帰還1周年」展-宇宙探査と社会の接点に着目

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還1周年を記念する企画展「宇宙とつながる私たち-探査機に託したメッセージ-」ちらし

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還1周年を記念する企画展「宇宙とつながる私たち-探査機に託したメッセージ-」ちらし

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 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還1周年を記念する企画展「宇宙とつながる私たち-探査機に託したメッセージ-」が5月28日より、相模原市立博物館(相模原市中央区高根3、TEL 042-750-8030)で開催される。

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 はやぶさは昨年6月13日、7年ぶりに地球に帰還。貴重な試料の入ったカプセルを持ち帰ってきた。プロジェクトメンバーの創意工夫と決して諦めない強い意志により使命を果たした「はやぶさ」は多くの人に感動を持って迎えられた。

 その反響は関連図書の出版やイベントの開催、全国ロードショーが今月からスタートした「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-帰還バージョン」、公開予定の竹内結子さん主演「はやぶさ」や渡辺謙さん主演「小惑星探査機 はやぶさ-遥かなる帰還-(仮題)」などの「はやぶさブーム」を巻き起こしている。

 同展は、宇宙探査の取り組みが「宇宙と人」「人と人」のつながりを深めていることに着目し、最先端技術や研究の成果ではなく、社会との接点の中で太陽系探査を振り返る。

 会場には、小惑星探査機「はやぶさ」、金星探査機「あかつき」、月周回衛星「かぐや」、「ボイジャー1号」、土星探査機「カッシーニ」などの縮尺模型、初公開となる火星探査機「のぞみ」実物大模型のほか、一般から寄せられた感謝のメッセージや「千羽あかつき」、関連図書、キャラクターグッズなどを展示する。

 同館天文担当の有本さんは「はやぶさプロジェクトは、宇宙探査に興味がなかった人にも感動や夢を与えた。人々がどんな思いを持っているのか、ミッションによってつながった形を紹介できれば」と話す。

 期間中、「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-帰還バージョン ディレクターズカット版」上映や講演会を予定する。開館時間は9時30分~17時。月曜が祝日の場合、翌日が休館。8月17日まで。

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