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町田の小野路公園に「地域スポーツ」の活動拠点-ゼルビアの練習も

ゼルビアトップチームの練習風景

ゼルビアトップチームの練習風景

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 町田の小野路公園(町田市小野路町、TEL 042-737-3420)内「小野路グラウンド」が6月、最新鋭の人工芝への改修やナイター設備工事を終え、本格使用を開始した。

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 同施設は、FC町田ゼルビアの普及・育成やスクールなどを行うNPO法人アスレチッククラブ町田が地域総合型文化・スポーツクラブの活動拠点を作るため、2010年度の「スポーツ振興くじ助成金」を申請。交付金約9,300万円と町田市の協力により、総工費約1億6,000万円をかけて人工芝1面、天然芝1/2面、ナイター照明を整備した。人工芝のグラウンドは市の施設としては初めて。

 同NPOは当初、鶴見川クリーンセンター(三輪緑山1)内の多目的広場を活動拠点として整備する構想を持っていたが、周辺住民の合意形成などの理由により実現に至らなかった。「小野路グラウンドはクリーンセンターとは異なり、市営の公園施設なので総合型スポーツクラブとしての活動だけではなく、地域のサッカークラブやサークル的活動にも使われる」と、広報担当の里見夏生さんは説明する。

 今後、グラウンドをサッカーの育成・普及事業やゼルビアのトップチームの練習場として使用する予定。「トップチームはこれまで市内外のさまざまな場所で練習していた。練習場所が小野路と近くの町田市立陸上競技場に集約されることで選手の負担が減る」(里見さん)。

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