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町田駅に淡麗系ラーメン店-元町のバーテンダーが転身、夜はバー業態に

夜はラーメンバーとして営業する店内

夜はラーメンバーとして営業する店内

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 JR町田駅南口に7月6日、「ラーメンバー 和(なごみ)」(相模原市南区上鶴間本町4、TEL 042-718-1272)がオープンした。

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 店舗面積は12坪。席数はカウンター8席、テーブル8席の計16席。人気ラーメン店が入っていた物件を居抜きで借り、「女性も入りやすいように清潔感を出す」ため壁を白く、天井やカウンターをダークカラーに塗装してメリハリをつけた。

 店主の松岡龍さんは学生時代、家系ラーメン店でアルバイトを経験。その後、横浜元町でバーを5年ほど経営。「バーでもラーメンを出していたが、本格的に昼間のラーメンで勝負したい」と転身を決意した。

 提供するラーメンは、鶏ガラとアゴだしのダブルスープにストレート細麺を合わせた塩ラーメン(700円)、鶏ガラと昆布のダブルスープに縮れ細麺を合わせたしょう油ラーメン(同)。「塩ラーメンは、うどんだしのようなさっぱりとした味に仕上げた。しょう油ラーメンは昔ながらの懐かしい味」

 夜はバーとしても利用できるように、酒やつまみのメニューを増やす。つまみは、砂肝のニンニク唐辛子炒め、アンチョビーオリーブ、ラーメンの具プレート(全て500円)、フライドポテト(400円)、ミニラーメン(600円)など。酒は33カ国約35種類のビール(500円~1,000円)のほか、ウイスキーやジン、ウオツカ、カクテル(500円~)などを取りそろえる。客単価は、昼=800円、夜=2,000円。

 「基本はラーメンだが、元町の常連にも来店していただくので、ラーメンだけでは申し訳ないとつまみの種類を増やした。特徴を出すため世界各地のビールを取りそろえた。夜は帰宅途中に『シメのラーメン』を食べていく人が多い」と話す。

 オープンして1カ月以上が過ぎた。「近隣の居住者を中心にリピーターが少しずつ増えている」と松岡さん。「立地的にオープン当初は集客が難しいと思うが、周辺には長く続いている店が多いので、おいしいラーメンを提供して常連を増やしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、平日=11時~15時30分・17時30分~23時、日曜=11時~18時。月曜定休。

※2016年に閉店

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