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町田在住イラストレーター、中垣ゆたかさんの4コマ漫画が1600話突破

「町田家、あさって、しあさって。」の原画を見せる中垣ゆたかさん

「町田家、あさって、しあさって。」の原画を見せる中垣ゆたかさん

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 町田在住のイラストレーター中垣ゆたかさんが2007年からネット上で毎日掲載している4コマ漫画「町田家、あさって、しあさって。」が10月9日、1600話を突破した。

4コマ漫画「町田家、あさって、しあさって。」

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 中垣さんは1977年、福岡県小倉生まれ。帝京大学経済学部を卒業後、2006年から本格的にイラスト活動を開始。その年の5月からミュージック・マガジンで同漫画を2年間連載。現在もブログで連載を続けるほか、ペーターズ・ギャラリー(原宿)、カラーワークス(神田)、NY Coo gallery(ニューヨーク)などの展示会、本や雑誌の挿絵などを手掛けている。ロックバンドで月5~6回ライブも行う。

 「アメコミや手塚治虫さんが好きだったが、学校で絵を描く勉強はしていない。28歳でふと、イラストを描いてみようと思い、好きな音楽誌や映画誌に売り込みに行って、数カ月後には仕事をもらえた。業界のことは何も知らず、大御所と呼ばれる人に会いに行った。今から思うと大胆なことをした」と振り返る。

 「音楽好きのサザエさん」がコンセプトの同漫画。町田在住の3世代6人家族をメーンに犬(ジョン)、猫(レノン)、隣に住む浪人生の吉村さんが時事ネタで絡む。登場人物が意味なくギターを持っていたり、KISSメークをしていたり、革ジャンを着るなど「ロックテイスト」が必ず入るのが特徴。

 ネット上での連載について、中垣さんは「ミュージック・マガジンの連載が終わった時、仕事をくれた人の『毎日描き続ければ、1年後には何か起こる』というアドバイスを受けてブログで連載を始めた。だが1年たっても何も起きず、そして5年目(笑)」と説明する。

 午前中に4~5本のネタを考えて、翌朝に朝刊感覚で読んでもらえるように掲載するという。「初めの1年はつらかったが、今は日常になった。取りあえず3000話を目標にしたい」とも。

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