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大学生による「まちおこし」とは? 町田・相模原の活動団体が意見交換

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

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 大学生による「地域おこし」「まちおこし」の取り組みを考えるイベントが2月11日、町田市生涯学習センター(町田市原町田6)で開かれた。

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 町田・相模原地域の学生による東日本大震災復興支援ボランティアの活動報告から始まった同イベントは3年目。今年からテーマを地域貢献・地域活性化に広げ、復興支援ボランティアだけでなく、団地活性化や地域情報の発信、成人式の企画などに取り組む計7団体が参加した。

 パネルディスカッションでは、松下啓一・相模女子大学社会マネジメント学科教授がナビゲーターとなり、「学生が活動する意味」と「地域貢献・地域活性の意味」について、学生が活発に意見を交わした。ポスターセッションでは、各団体がブースを出展。来場者への活動PR、団体間で情報を交換した。

 山崎団地の活性化プロジェクトに関わる桜美林大学の女子学生は、「団地に住む若いファミリー向けの料理教室を新たに実施した。うまくいくか不安もあったが、参加者の喜ぶ顔を見てやりがいを感じた」と笑顔を見せる。季刊の地域情報紙を発行する団体に所属する玉川大学の男子学生は「他大学の学生と協力したり、社会人の専門家と関われたりすることに意義を感じている。その経験を就職活動でも生かすことができた」と話す。

 生涯学習センター管理係長の小林学さんは「一団体だけでは活動の継続が難しくなっている。このような機会に団体同士が交流し、繋がることで新たな活動が生まれることを期待している」と話す。

 学生団体の紹介ポスターは2月17日正午まで、同センターで展示している。

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