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町田リス園に「マーラ夫婦」お目見え テンジクネズミ科最大の不思議動物

町田リス園のマーラのメス

町田リス園のマーラのメス

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 町田リス園(町田市金井町)で8月8日、マーラの公開が始まった。

マーラの夫婦

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 マーラは、体長50~75センチとテンジクネズミ科の最大種。齧歯(げっし)類の中でも、カピバラ、ビーバー、ヤマアラシに次いで体が大きい。後ろから見た「お座りの格好」は柴犬のようで、大きな目と長いまつ毛がかわいい。

 普段は一夫一婦で生活し、オスはメスに従うように行動し、メスが採食や授乳するときはオスが見張りを担当する。繁殖期には複数の夫婦が集まり、同じ巣穴で共同の育児を行うという変わった社会構造を持っている。外敵に襲われると時速40キロも猛ダッシュで逃げる。ダッシュ力にも優れ1.6メートルも跳躍するという。

 リス園のマーラ夫婦は、オスが1歳でメスが3歳。オスは警戒心が強く、人が近づくと巣箱の奥に逃げ込んでしまう。出産経験があるというメスは、落ち着いた様子で人が近づいても動じない。

 「どんどん子どもを産んでもらい、将来はリス放し飼い広場に移したい」と樋口健治園長。「これから名前を募集する予定」とも。

 開園時間は10時~16時(日曜・祝日は17時まで)。火曜休園。入園料は、大人400円、子ども200円。

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