FC町田ゼルビア、ジェフリザーブズと引き分け-無敗記録「7」に伸ばす

コーナーキックを蹴るMF金選手

コーナーキックを蹴るMF金選手

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第14節が6月7日、町田市立陸上競技場(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは0対0でジェフリザーブズと引き分けた。観客数は2,110人。

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 対戦相手のジェフリザーブズは現在3位、失点8はリーグ1位の強敵。ゼルビアは、フォワードを相次いでけがで欠きながらも安定してきたディフェンスで5月を2勝3分の無敗で乗り切り、月間順位(9節~13節)をリーグ3位タイとした。この日は、攻撃的ミッドフィルダーを定位置とするキャプテン酒井選手がフォワードとして先発出場。得点力不足が続く攻撃陣のけん引役を託された。

 試合序盤は互角の展開。ゼルビアは、MF飯塚選手やFW酒井選手らが流動的に動き回り、ジェフは攻守の早い切り替えでサイドに素早く展開してゴールを狙う。一進一退の攻防が続き、前半は両チーム無得点で終了。シュート数もゼルビア5本、ジェフ4本とほぼ互角。

 気温が30度を超えた後半、運動量に勝るゼルビアがペースを握る。10分、カウンター攻撃から数的有利をつくると、ドリブルで攻め込んだ酒井選手が外側に走り込んだ飯塚選手を使うとみせてミドルシュート。わずかに枠を外れゴールならず。

 23分、ペナルティーエリア内でパスを受けた蒲原選手が、マークにつく相手DFをかわし、角度のないところからシュート。ボールは枠を外れタッチラインを割るかと思われたが、滑り込んだ柳崎選手がボールをピッチ内に残し、すかさず起き上がりクロス。オーバーラップしたDF森川選手がヘディングで合わせるもゴールならず。

 結局、試合は0-0のまま終了。終止、試合の主導権を握り、怒とうの攻撃をみせたがゴールを奪うことはできなかった。これで最近7試合の成績は2勝5分けとなった。

 試合後、戸塚監督は「点が取れない。今日はメンタルが強く、シュート練習でもゴールのにおいを感じさせる酒井選手をフォワードに起用した。選手はハードなトレーニングを積み、過酷な状況で戦えている。フォワードだった自分の経験からも、得点感覚がつかめれば勢いが出る。スペースを使う連動性が出てくるとゴールにつながるだろう」と話す。

 次の公式戦は6月14日、ホンダロックと生目の杜運動公園陸上競技場(宮崎県宮崎市)で対戦する。

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