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町田に「ゲーム&ミュージック」バー、80年代ビデオゲームの大画面プレーも

店長の剱崎さん(左)と副店長の松井さん

店長の剱崎さん(左)と副店長の松井さん

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 1980~90年代のビデオゲームやボードゲームを取りそろえたバー「Capsule(カプセル)」(町田市中町1、TEL 042-850-9064)が10月24日、旧市役所通り沿いにオープンした。

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 来店者が自由に遊べるビデオゲーム機やボードゲームを集め、ビデオプロジェクターとCDJブースを備える同店。ライトユーザーをメーンターゲットに、ゲームを通じたコミュニティーづくりを目指す。店名には、楽しい物が詰まったガチャガチャのカプセルのような店にしたいという思いを込めた。

 「サブカル文化がある町田にゲームバーがないので、自分でつくってしまおうと考えた」と店長の剱崎智史さん。剱崎さんは元音響エンジニア。ゲーム仲間でフレンチの料理人・松井鉄平さんとタッグを組み、地元で店を開いた。

 立地は町田駅から旧市役所につながる通り沿い。市役所移転後はテナント料が下がっているという。「周辺には特徴ある個人店が集まっていて、目当ての店になれば集客できると考えた。想定していたよりも賃料が安かったのも出店の決め手になった」(剱崎さん)。

 店舗面積は12坪。席数はカウンター6席、ソファ9席の計15席。アニメやゲームキャラのフィギュアやプラモデルを配したポップな色使いのインテリアが特徴。壁一面に投影するプロジェクターと音響設備でビデオゲームをプレーできる。

 フードは当初、缶詰バーのような形態を想定していたという。「フランスで修業後、茨城県内のレストランが東日本大震災の影響で閉店し、介護施設で料理を作っていた松井さんに相談したところ、『缶詰はだめ』と言われたので、『じゃあ、お前がやれ』ということになった(笑)」

 「サブカルテーマの店なのに料理がおいしい」というギャップを売りに、サーモンのソテー ノルマンディー風、南仏 田舎風テリーヌ、カモの薫製サラダなどを全て500円で提供する。ドリンクは、ビール(600円~800円)、ウイスキー(500円~)、ワイン、焼酎(共に500円)、カクテル各種(600円)など。客単価は2,000円。

 「ゲームはコミュニケーションのツール。プレーしていると素顔が見えてくる。職場と家庭の間のくつろぐ場所として利用いただければ。イベントをやりたい人の提案も歓迎」と剱崎さん。

 営業時間は19時~24時(11月1日から翌1時まで営業)。火曜定休。「ポータブルゲーム機ナイト」の月曜は、ハード持参の客に特製フードを一品サービスする。

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