パパス&ナチョス、親子関係を公表-町田で初ライブ、デビュー曲披露

左からChiyoさん、PAPAS源太さん、SAKIさん。町田市在住の彼らは、多摩・横浜エリアを活動拠点に地元色を強く出したいと話す。

左からChiyoさん、PAPAS源太さん、SAKIさん。町田市在住の彼らは、多摩・横浜エリアを活動拠点に地元色を強く出したいと話す。

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 音楽ユニットPAPAS&NACHOS(パパス&ナチョス)は5月31日、町田市民フォーラム(町田市原町田4)でラジオ日本の新レーベル「Radi-on(ラディオン)」第1弾アーティストとしてのデビュー初ライブを行う。

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 パパス&ナチョスは、ギター、ピアノ、三味線などを弾きこなす年齢不詳のバンドマスター、PAPAS源太さんと20代の女性、Chiyo(ボーカル、ピアノ担当)さん、SAKIさん(ボーカル、ベース担当)による3人組ポップスユニット。ラジオ日本がクラウンレコードと設立した、「大人向け」新レーベル「Radi-on(ラディオン)」第1弾アーティストとして2月27日に「夕焼けの唄」でデビュー、同局で「パパナチョ音楽室」を担当している。

 源太さんは約35年前、ザ・フォーク・クルセダーズのはしだのりひこさんが結成したバンド「はしだのりひことエンドレス」のメンバーとしてプロデビュー。「ミリオンヒットメーカーのはしださんが初めて『こけた』バンド。レコード売り上げ20万枚は、当時としては少ないほうだった。名古屋から上京してエンドレスで活躍するつもりが、大ヒット曲のないまま解散してしまった(笑)」と振り返る。

 2006年、音楽活動を再開。源太さんと、吉本興業所属の哲平さん、SAKIさんの3人でライブ活動を始めた。昨年、サポートメンバーのChiyoさんが正式メンバーになった直後に、哲平さんが「お笑いに専念するため」脱退、結果的に現在のメンバー編成になった。

 メンバーのChiyoさんとSAKIさんは、実は源太さんの娘。「親子で音楽活動をすることが目的ではなかったので、デビュー時は親子であることをふせていたが、周囲の人の勧めもあって公表することにした」(源太さん)と話す。Chiyoさんは「親子であることをオープンにして気が楽になった(笑)」と告白する。

 親子で音楽活動をすることついて、源太さんは「娘が小さいときから、ドライブ中に音楽を流してハモッたり、家でセッションしたりしていた。長い時間、無意識のうちに培われたグルーブ感が備わっている。カーペンターズのように、メロディー重視、親子ならではのハーモニーを大切にするサウンドを確立したい」と話している。

 「ライブでは見に来てくれた人と一緒に楽しみたい。私がギターを習う先生のバンドailit(アイリット)も出演するので、注目してほしい」(源太さん)、「私と同じ20代の人たちにも見に来てほしい」(Chiyoさん)と来場を呼びかけている。

 開演時間は19時30分。前売りチケット200枚は完売。当日券が若干あり。

パパス&ナチョスオフィシャルサイトラディオン

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