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FC町田ゼルビア、地元企業とスポンサー契約 戦力アップに貢献

寺田電機製作所の寺田義之社長(中央)、ゼルビアの相馬直樹監督ら

寺田電機製作所の寺田義之社長(中央)、ゼルビアの相馬直樹監督ら

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 FC町田ゼルビアは6月1日、地元企業の寺田電機製作所(町田市南町田5)とのスポンサー契約を発表した。契約金額は非公表だが、クラブ関係者は「選手獲得の上でプラスになる」と話す。

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 ゼルビアは2020年のJ1昇格を目指し、町田市と連携してJ1基準へのスタジアム改修と、自前のクラブハウスおよび天然芝練習場の確保に向けて動いている。J1昇格には、設備面の充実と合わせて最低でも6位以内に入らなければならず、一層の戦力アップが必要になる。

 Jリーグが5月26日に発表した2016年度の経営情報によるとゼルビアの人件費はJ2リーグ最低の1億8,900万円。リーグトップの名古屋グランパス(19億8,400万円)の1割にも満たない。

 経営情報では、ゼルビアが5,300万円の単年度赤字であることも示された。クラブ関係者によると、一昨年に開業した飲食店「ゼルビア×キッチン」の設備投資費を一括返済したことが理由。3期連続赤字だと原則、Jリーグライセンスが交付されなくなる。「チーム運営部門は黒字だった」ことから今回、赤字を計上することで本年度以降の黒字を目指すという。

 ゼルビアの次のホームゲームは6月25日、東京ヴェルディとの「東京クラシコ」に臨む。

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