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小田急分譲地で生活支援サービス 町田やくし台に1号店

ベンリー小田急鶴川店の外観イメージ

ベンリー小田急鶴川店の外観イメージ

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 小田急沿線の価値向上を図るため、小田急不動産(渋谷区)はベンリーコーポレーション(愛知県)とフランチャイズ契約を締結。生活支援サービス事業に新規参入し、第1号店の「ベンリー小田急鶴川店」(町田市金井4、TEL 0120-209-309)を8月18日にオープンする。

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 少子高齢化の進行といった社会構造の変化などによる高齢者世帯・共働き世帯の増加に伴い、家庭内の困りごとの増加や家庭内労働力の低下を背景として、生活支援サービスのニーズが年々高まりを見せているという。

 第1号店は、小田急グループが、「町田やくし台」(1986年~・674戸)、「アスコットヒル森の丘」(1992年~・422戸)などの戸建分譲を進めてきたエリアに出店。ハウスクリーニング、ハウスメンテナンス、家具移動、電球交換、買物・外出の付き添い、草刈り・枝切り、水廻りメンテナンスサービス(水漏れ・詰まり対応)、害虫駆除など、「あらゆる困りごと」に対して、ワンストップサービスを提供する。

 同社は、小田急沿線を中心に2021年度までに15店舗程度の出店を計画。同事業と既存のリフォーム事業や住みかえサービスとの連携を強化することで、沿線住民の暮らしやすさの向上、既存住宅の流通活性化を図るという。

 町田市が昨年策定した「町田市空家0計画」によると近年、市内の未活用空き家が大きく増加、腐朽・破損の割合も増えていることから、不動産市場での空き家の流通促進に向けた支援などが課題となっている。

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