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町田に「角打ちスタイル」新店 木曽の酒販店、44年目の新業態

蔵家2代目の浅沼芳征社長

蔵家2代目の浅沼芳征社長

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 小田急町田駅近くに8月19日、立ち飲み営業を兼ねる酒販店「蔵家SAKE LABO(サケラボ)」(町田市中町1、TEL 042-709-3628)がオープンした。運営は、和・洋酒専門店「リカー・ポート蔵家」(木曽西1)。

蔵家SAKE LABO店内

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 1974(昭和49)年創業の蔵家2代目、浅沼芳征社長が手掛ける新事業。「試飲の機会を増やし、酒をもっと身近に感じてもらいたい」と郊外から中心市街地への出店を決めたという。浅沼社長は元電通マン、「酒で地元を盛り上げたい」と2年前に転身した。

 店舗面積は約15坪。日中は飲食業者向けのショールーム的な機能も備える酒販店として営業し、夕方から一般客向けの立ち飲みスペースに切り替わる。内装は和モダンで、約30席の立ち飲みカウンターを設ける。

 蔵元から直接仕入れる日本酒は、随時入れ替えながら10種類程度(1合800円前後)を専用サーバーで提供。より多種類の酒を楽しんでほしいと、半々合(45ミリリットル)を100円台で販売。ワインやクラフトビール、ウイスキーなども取り揃える。

 フードは、低温調理の牛レバー・牛タン・牛ハツ(380円~)、三浦朝どれ鮮魚刺身(100円~)、酒粕味噌煮込み(430円)、馬肉生ハム(380円)など。客単価は1,700円。

 「酒にまつわるイベントやスクール、銘酒の販売会などを展開し、酒を通して日常をもっと豊かに楽しいものにしたい」と浅沼社長。「多店舗展開は目指していない。酒を通じたコミュニケーション・ポイントとして、じっくりと取り組んでいきたい」とも。

 営業時間は14時~23時(飲食は17時~)。

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