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町田・滝の沢の焼き鳥店、「一串入魂」で5年目 深夜営業で集客も

焼き方に工夫を重ねたという「まさ兄」中里さん

焼き方に工夫を重ねたという「まさ兄」中里さん

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 町田の焼き鳥店「焼鳥酒場まさ兄」(町田市木曽町、TEL 042-850-9984)が9月9日、4周年を迎えた。

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 町田駅からバスで15分の立地。本厚木と町田の街なかの焼き鳥店で経験を積み、「自分の腕を試したい」と知らない土地に店を開いた。店舗面積は18坪、席数は30席。もとは真っ白だったという壁のクロスは炭焼きの煙で煤(すす)け、昭和の趣を醸し出している。

 「店の周辺はスナックしかないので、飲食店のニーズがあるのではないかと思った」と店主で「焼き鳥職人」を自称する中里正美さん。地元客だけでなく、タクシーに乗って来る客、近所の銭湯とセットで訪れる客もいるというが、深夜まで店を開けることで、バスで途中下車したり、スナックの土産でテークアウトしたりする常連客を引きつける。

 「一串入魂」を掲げて手打ち、炭焼きの焼き鳥メニューは、レバー(100円)、はつ(130円)、生つくね(150円)、5本盛り合わせ(750円)など。もつ煮込み(580円)、とりせんべい(380円)、枝豆(380円)、季節の野菜の浅漬け(380円)などのつまみも取り揃える。ドリンクは、生ビール(450円)、焼酎、ホッピー(以上480円)、サワー類(380円)など。

 客単価は3,600円と、「それほど安くない」(中里さん)が、長居する客が多いという。開店当初は、立地と店名から「やんちゃな人が開いた店」というイメージを持たれ、「入ってもらうのが大変」だったというが、今は「予想以上にうまくいっている」と中里さん。「一度入店してもらえば、気に入ってもらえると思う」と自信をみせる。

 営業時間は17時~翌3時(火曜は22時)。水曜・木曜定休。

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