子どもがデザインしたラッピングトレイン-小田急線で運行開始

でんしゃデザインコンテストの受賞者ら

でんしゃデザインコンテストの受賞者ら

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 小田急電鉄(新宿区)は「小田急線開業80周年記念でんしゃデザインコンテスト」表彰式と「ラッピングトレイン」のお披露目式を11月17日、同社相模大野工場(相模原市東林間)で開催した。

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 表彰式には全国2,511点の作品から選ばれた小田急電鉄賞と優秀賞を受賞した子どもたちが参加。賞状と受賞作品のデザインを施したタカラトミー製の特製プラレールを受け取った。小田急電鉄賞を受賞した加藤菜々子さんは「はじめてコンテスト、受賞できてうれしい」と喜びを表し、眞栄平一輝さんは「海老名駅の周りには花がいっぱいあるので、それを絵にした」と話した。

 特別審査員を務めた絵本作家の木村裕一さんは「魅力ある作品が多くて入選作品を選ぶのに苦労したが、審査員の選定結果はほぼ一致していた。ストレートに気持ちを表現した作品が残ったと思う」と総評した。

 お披露目式では、加藤さんと眞栄平さんの「出発進行!」の掛け声で、小田急電鉄賞2作品が左右側面にラッピングされた1編成(8両)が登場。参加者から大きな歓声があがった。

 同編成は同18日から2008年3月末まで、新宿駅~新松田駅間(小田原線)と新百合ケ丘駅~唐木田駅間(多摩線)で運行。車内では小田急電鉄賞・優秀賞・入選の80作品を展示する。

小田急電鉄開業80周年関連記事-小田急車両を子どもがデザイン(新宿経済新聞)

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