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相模原の創作料理店「ONE TWO DON」移転 客数増加で

写真左から、女店長の佐藤さん、オーナーの中村さん、男店長の富田さん。富田さんは相模原駅前の割烹料理店などで約20年のキャリアを持つ日本料理人。「和風の創作料理も出したい」(中村さん)

写真左から、女店長の佐藤さん、オーナーの中村さん、男店長の富田さん。富田さんは相模原駅前の割烹料理店などで約20年のキャリアを持つ日本料理人。「和風の創作料理も出したい」(中村さん)

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 カレーが主力の創作料理店「ONE TWO DON(ワンツードン)」(相模原市中央区中央3、TEL 070-5010-1112)が4月13日、相模原市役所近くに移転オープンした。

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 ワンツードンは5年前、宮崎県出身の舞台美術作家、中村和希さんが週末の副業で始めた移動販売車からスタート。オリジナルカレーが人気を呼び、3年前に実店舗を出店。昨年は2号店を出店。1号店の客数の増加に対応するため、利便性の高い場所に移転した。

 店舗面積は前店舗の約2.5倍の約30坪。席数はテーブルとカウンターを合わせて30席。店内は黒を基調としつつ木の質感を生かし、落ち着いた雰囲気に仕上げ、「客とのコミュニケーションを大切にする」ため、オープンキッチンにした。

 メニューは、鶏ムネひき肉と揚げ玉ねぎが入ったココナツミルクの「旨(うま)辛DONカレー」、タイ料理の「ガパオライス」、宮崎「チキン南蛮」と熊本「とり天」を融合させた「鶏天南蛮丼」(以上800円)、一番人気という「ガパオチーズロール」(500円)などの定番のほか、刺し身など日替わりメニューも充実させる。客単価は昼=800円、夜=3,000円。

 「ごく普通の食材にひと工夫加えて、ありそうでないメニューを提供することを意識し、常連さんにいつもワクワクして来店してもらいたいので、常に新しいメニューを研究している」(中村さん)。店舗拡大で売り上げが伸びた分、値段を下げて還元する。

 店内には、地元サッカーチーム「SC相模原」のポスターやサイン、ユニホームなどを飾って応援する。選手は度々来店し、チーム退団後も訪れる選手がいるという。「選手だからといって気を使うことはないが、料理はサービスしている」という。

 「飲食店はこうあるべきという固定概念に縛られず、いろんなことに挑戦したい。みんなが楽しめる店にしたい」と抱負を明かす。

 営業時間は11時30分~22時(ランチは14時まで)。月曜定休。

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