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相模原ライズ、王者・富士通に初勝利 準決勝進出

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 社会人アメリカンフットボール「パールボウル」第2戦が5月21日、富士通スタジアム川崎で行われ、ノジマ相模原ライズは富士通フロンティアーズに38対20で勝利した。

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 これまで一度も勝利したことがない昨シーズン王者に対し、ライズは最初の攻撃でオンサイドキックを成功させて先制。意表を突くプレーで主導権を握ると、QBデビン・ガードナー選手の4回のタッチダウンラン、新人のWR鈴木謙人選手とKP市森康平選手の活躍などで得点。エースQBコビー・キャメロン選手を欠く富士通に3本のタッチダウンを決められるも、常にリードし、最後は突き放した。獲得ヤード数は、ライズ=492ヤード、富士通=235ヤード。

 試合後、今季から主将を務める河石泰選手は観客に向かって「勝ったぞー!」と喜びを爆発させた。「昨年の敗戦から、『富士通を越えよう』を合言葉にやってきた。チーム一丸となって戦った結果。僕らはまだまだ未熟なチーム。全力で戦い続ける」と誓った。

 須永恭通ヘッドコーチ(HC)は「富士通に勝利することを春の目標としてきた。課題をひとつクリアーできたことは嬉しいが、それ以上のことではない。本番の秋シーズンに日本一になる資格があるかといえば、まだまだ」。次戦に向けて、「相手がどうこうではない。自分たちの力を100パーセント発揮できるようにしっかり準備して臨む」と気を引き締める。

 準決勝は昨年と同カード。富士通スタジアム川崎で6月4日、IBMビッグブルーと対戦する。

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