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町田在住イラストレーター中垣ゆたかさんの大規模展 150点を「体験型」展示

宝物をさがす展示構成。終着点の中垣ゆたかさん。

宝物をさがす展示構成。終着点の中垣ゆたかさん。

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 町田在住イラストレーター中垣ゆたかさんの個展が7月15日、町田市民文学館ことばらんど(町田市原町田4)で始まった。

子どもと絵を描く中垣さん

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 中垣さんは2005年より、フリーのイラストレーターとして雑誌・書籍・CDジャケットなどで活動。画面を埋め尽くすかのように様々な人物が多数登場するポップな作風で「ぎょうれつ」(偕成社)、「よーい、ドン!」(ほるぷ出版)、「あっちこっちえほん タロとチーコのひみつのだいぼうけん」(小学館)など数々の絵本を発表。日本だけでなく台湾や中国でも出版されている。

 同展は、原画50点を含む150点を展示。これまでの同館の展覧会にはなかった、会場を迷路状に構成し、のぞき込んだり、箱を開けたりして作品を探す体験型展示となっている。「遊びの要素がある中垣さんの作品に合わせた展示方法を考えた」と担当学芸員の杉本佳奈さん。

 展覧会初日は、お絵かきイベントを開催。中垣さんに混じって、子どもから大人まで約120人が参加。大きな模造紙に「みんなの宝物」を寄せ書きした。

 会期中、子どもの向けのワークショップ、中垣さんとWIRED日本版編集長の若林恵さん、編集者の秋重羊さんとの対談などを予定する。

 開催時間は10時~17時。月曜休館(7月17日、9月18日は開館)。入場無料。

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