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町田に石巻三陸直送「カキ小屋」限定出店 産学連携で安全安心PR

辻尚広社長と菊池雄太さん

辻尚広社長と菊池雄太さん

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 ぽっぽ町田(町田市原町田4)に現在、石巻三陸直送「かき小屋」が期間限定で出店している。

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 三養水産(宮城県石巻市)と石巻専修大学(同)の産学連携の取り組み。町田初出店という辻尚広社長の「これまでにない、インパクトのある企画を」という要望に応え、「かき小屋をポップに展開する」というアイデアにたどり着いた。

 取り組みは李東勲ゼミの学生11人が参加。マンガを生かした地域活性化に取り組む石巻の特徴を生かして、三陸産カキの安全と安心を伝えようと4コママンガを制作。POPや看板にもイラストをあしらい、子どもにも分かりやすくしたという。

 「震災後、生産者も危機感をもって様々なことに協力して取り組んできた。市場との距離が近くなり、意識が変わってきた」と辻社長。

 初日の売り上げは目標を大きく上回り、用意したカキ700個を完売。イートインコーナーで作りたてのカキ料理を提供する。価格は、カキ缶カン焼き1.5キロ(1,800円)、カキフライ5コ、蒸しガキ3コ、カキチヂミ(以上、500円)。物産コーナーでは、ワカメ詰め放題が人気という。

 辻社長は「とにかく食べていただければ」と自信を見せる。「いちから企画して、手応えを感じている。いい経験をさせていただいている。期間中も目標を上回るように頑張りたい」と菊池雄太さん(同ゼミ4年)。

 営業時間は物販(屋外広場)=10時~18時、イートインコーナー=11時~18時。2月18日まで。

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