サッカー関東1部リーグ所属のS.C.相模原が11月16日より、第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会(地域決勝)に出場する。
Jリーグへの登竜門となるJFL(日本フットボールリーグ)昇格を懸けて各地域の代表チームがしのぎを削る同大会。相模原は過去2回出場し、あと一歩というところで涙を飲んだ。
今シーズンは木村哲昌新監督のもと、橋本真人(V・ファーレン長崎)、小澤雄希、菅野哲也 (ともに湘南ベルマーレ)、鈴木将也(水戸ホーリーホック)などの若い選手を迎えて、序盤は苦戦したものの後期は全勝し、地域決勝への切符をつかんだ。
同大会には天皇杯でジャイアントキリングを果たした、福島ユナイテッドFCやFC今治など12チームが出場。3グループに分かれて3日連続で戦う。相模原は、鈴鹿ランポーレ、FC KAGOSHIMA、ファジアーノ岡山ネクストと同組。
グループ戦の結果、各1位と2位で最上位1チームの計4チームが11月30日からの決勝ラウンドに進出。地域決勝1位と2位がJFLに自動昇格し、3位がJFL17位と入れ替え戦を行う。
相模原の広報担当者は「これからが本番。試合会場は1次ラウンドが大分県、決勝ラウンドが長崎県と遠いが、昨年12月、一緒に悔しい思いをしたサポーターや応援していただいている人たちの期待を背負って戦ってきます。そして、出場3度目の今大会、チームが一つになって必ずつかんできます」と意気込みを見せる。
クラブでは現在、遠征費の支援金を募っている。詳細はHPに掲載。