日本フットボールリーグ(JFL)第11節が5月12日、相模原麻溝公園競技場で行われ、SC相模原が横河武蔵野FCに1対0で勝利した。
4試合連続で勝利がない7位の相模原と3連敗中で15位の武蔵野。勝ち星から遠ざかっているチーム同士の対戦。昨日までの雨が上がり、快晴の競技場で2000人を超える観客が声援を送った。
試合前半は相模原のシュート1本に対し、3本のシュートを放った武蔵野がやや優位な展開を続けたが、初先発のGK森田耕一郎選手が守り抜き、0対0のまま終了。
後半に入ると相模原がペースをつかむ。68分、MF佐野裕哉選手が圧巻のドリブルで中央を突破した後、MF菅野哲也選手につなぐと、後方から走りこんだFW松本祐樹選手がスルーパスをダイレクトであわせて先制。これが決勝点となり、相模原が5試合ぶりに勝利した。この結果、5勝3敗の勝点18で6位に順位を上げた。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「前半は相手に先を越されていた。昨日の雨で芝生が濡れてやりにくかったが、それは相手も同じ。中盤6枚の相手を崩せず苦慮したが、後半は相手の背後から攻めるよう指示し、うまく展開できた。森田選手が失点0に抑えてくれたことは評価している」と話す。
SC相模原の次のホームゲームは6月9日、横浜市が拠点のY.S.C.C.と対戦する。