日本フットボールリーグ(JFL)第25節が9月14日、大和スポーツセンター競技場(大和市上草柳1)で行われ、SC相模原がY.S.C.C.に4対1で勝利した。
来春創設されるJ3入りを目指す両チームの今季2戦目。前回はホーム相模原に軍配が上がっている。相模原は勝ち点39の5位。前節の佐川印刷SC戦で引き分けてから約1ヵ月ぶりの公式戦。今節がアウェー3連戦の初戦となる。YSCCは勝ち点26の13位。
試合は前半、相模原が右サイドからのクロスなどで何度も良い形をつくったがスコアレス。後半は開始早々、相模原が怒涛の攻めを見せる。47分、ゴール前の混戦のなかFW御給匠選手のパスをFW鈴木淳選手が右足で合わせて今季初ゴール。直後の49分にも鈴木選手が相手のミスから2点目を決める。さらに52分には鈴木選手のパスを御給選手が決めて3点目。69分にYSCCに1点返されるも、終了間際にMF菅野哲也選手のクロスをFW松本祐樹選手が頭で合わせて加点した。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「久しぶりの公式戦なので内容より勝ちにこだわった。これから上位チームの直接対決も多い。相模原が上がっていき、面白い混戦にもっていきたい」と話す。
公式戦初出場のCBウェズレイ選手について、「体力的、能力的にも安定している。後半リードしてからポジションがルーズになって、相手にスペースに入られた。言葉の問題も含めて細かい修正をしていきたい」と語った。第25節の結果、相模原は3位FC町田ゼルビアと勝ち点差3の4位につけた。
SC相模原の次のホームゲームは10月5日、福島ユナイテッドFCと対戦する。