女子サッカー「プレナスチャレンジリーグ」の今シーズン最終戦が9月22日、ノジマフットボールパーク(相模原市南区新戸)で行われ、なでしこジャパンに初選出された吉見夏稀選手の4ゴールなどでノジマステラ神奈川がHOYOスカラブFCに7対0で勝利した。観客数は323人。
ノジマの最終成績は15勝3分4敗、勝ち点48の4位。相模原市をホームタウンとする創設2年目のチームは規定により、なでしこリーグへの昇格権が得られなかったが、成績面で結果を残した。
菅野将晃監督は試合後のセレモニーで、「3位以内という目標にあと2勝届かなかったが、チームとクラブは成長している。来年は勝負の年。今年の厳しい経験を生かし、なでしこリーグに昇格すべく戦う」と誓った。
キャプテンの尾山沙希選手は「サポーター、スタッフ、監督、コーチに感謝している。シーズン当初はケガで思うようにいかなかったが、その時に(ノジマは)日本一最高なチームだと感じた。来シーズン昇格へ、みんなで頑張っていきたい」とあいさつ。
ノジマから初めて日本女子代表(9月26日の国際親善試合、対ナイジェリア戦)のメンバーに選ばれた吉見選手は「明日から代表合宿に参加する。いい経験で終わらせることのないように、自分のための合宿にしてきたい。チームとしては皇后杯に向けて頑張りたい」と意気込みを語った。
次の公式戦は10月6日の皇后杯関東地区予選。尚美学園大学と山梨県内で対戦する。