FC町田ゼルビアは1月25日、玉川学園(町田市玉川学園6)で2014シーズン新体制発表会を開き、クラブ25周年目の新しいキャッチフレーズ、ユニホームなどをサポーターらに披露した。
新加入選手14人を合わせたトップチームの人数は26人。チームに復帰した相馬直樹監督と鈴木崇文選手の入場時には「おかえりなさい」と大きな声援が贈られた。冒頭、下川浩之社長と丸山竜平強化部長が今年の目標や強化方針を説明した。
「チャレンジする1年にしたい」と相馬監督。「選手、スタッフ、自分は1歩1歩、1つ1つ、自分の限界を越えていく。サポーターも同じようにしていただければ」と決意を見せる。
今シーズンのチームキャッチフレーズは、「超戦 次の25年にツナグために」。「前の25年を超える熱い気持ちと、粘り強い歩みを重ね、大きな夢をつかみ取っていきたい」(守屋実相談役)という覚悟を込めた。
「2015年シーズンのJ2を目指して頑張ってもらいたい」と石阪丈一町田市長。「小さな街でもプロチームを持っていることが大事。市立競技場は現在、足への負担が少ないピッチに改修している。30億円かけてスタジアムも作った。『(そんなに金を掛けて)どうするのか?』と言われることもあるが、批判する人はいるもの。みんなでゼルビアを応援してほしい」と呼び掛けた。
新ユニフォームのスポンサーは、胸=イーグル建創、背中=小田急電鉄、袖=桜美林大学と玉川大学による大学連携コンソーシアム「COUMZ」。昨年のパンツ=ギオンが外れた。ギオンは今年、J3相模原のホームスタジアムのネーミングライツを取得している。
J3開幕戦は3月9日。