小田急電鉄は3月28日、大野総合車両所(相模原市南区東林間)の親子見学会を開催する。同社の「地域コミュニケーション活動」の一環として、沿線住民や同社線の利用者を対象とする企画で今回が19回目。
当日は、車両の検査・補修作業など日頃見ることのできない車両所の業務をはじめ、1両約20トンの通勤車両の車体上げ作業やロマンスカー・MSEの運転台見学、ロマンスカー・LSEの簡易運転台でのマスターコントローラー操作、防音車輪と従来型車輪のたたき比べ体験など、見て触れることで鉄道への理解を深める。MSE運転台では子ども用の制帽を着用した記念撮影も行う。
開催時間は9時~12時。対象は小学生とその保護者のペア40組・80人。申し込み方法は同社ホームページ「企業・CSR情報」で確認できる。申し込み締め切りは2月28日必着。応募者多数の場合は抽選で当選者を決定する。
大野総合車両所(旧大野工場)は1962(昭和37)年開設。敷地面積は約3万3000平方メートル。車両を細部まで分解して全般的な検査などを実施している。