インチョン2014 アジアパラ競技大会に出場する脳性まひ者7人制サッカー(CPサッカー)日本代表の壮行会が9月20日、相模原ギオンスタジアムで行われた。
CPサッカーはパラリンピックの正式種目。自力で走ることが可能な比較的軽度の脳性まひ選手がプレーできるように考案された。日本代表は来月開催されるアジアパラ競技会で上位の成績を上げて、パラリンピックに初出場することを狙う。
壮行会は、なでしこチャレンジリーグ「ノジマステラ神奈川相模原VSバニーズ京都」の試合前に実施。観客らが温かい声援を送り、募金活動にも協力した。
芳野竜太キャプテンは「アジアパラ競技大会で結果を残し、多くの人に脳性まひ者7人制サッカーを知ってほしい。子どもたちに夢を与えるために頑張りたい」と観客にあいさつした。
佐野潤一監督は「2020年東京五輪を目指すためにも、前の大会となるリオ五輪をステップにしたい。まずは皆さんに活動を知ってもらい、選手の発掘も進めていきたい」と話す。
日本代表は同日と翌日、相模原市内で強化合宿を開催。ノジマステラ神奈川相模原U-18とのトレーニングマッチなど、大会前最後の調整を行った。