FC町田ゼルビアは1月21日、町田市立陸上競技場で新加入選手の会見を開いた。
昨シーズンは前半に首位を独走しながら後半に失速し、3位でJ2昇格を逃した町田。下川浩之社長は「必ず優勝してJ2に上がりたい。そのために、新人よりも他(Jリーグクラブ)で実績を残した選手をセレクトした」と説明。
新加入選手は、GK=内藤圭佑(ザスパクサツ群馬)、DF=増田繁人選手(アルビレックス新潟)、松本怜大選手(コンサドーレ札幌)、MF=土岐田洸平選手(大分トリニータ)、宮崎泰右選手(大宮アルディージャ)、イ・ミンス(清水エスパルス)、FW=中村祐也選手(湘南ベルマーレ)、戸島章選手(ジェフユナイテッド千葉)の8人。
「8人の新加入選手と継続の17人、まずは25人でスタートを切る」と丸山竜平強化部長。「より競争がもたらされることで、チームのレベルアップにつながれば」と期待を寄せる。
土岐田選手は町田市出身の28歳。鶴川のCYDフットボールクラブでサッカーを始め、法政大学を経て、2008年より大宮アルディージャと大分トリニータで計192試合に出場し、7得点を挙げている。「J2にいたクラブが元の場所に戻れるように尽くす。町田の人はサッカーに熱い思いを持っている。それに応えられるようなプレーをしたい」と意気込みを見せる。
2年目の相馬ゼルビアは明日22日から始動、31日に玉川学園で新体制発表会を開く。