J3リーグ第9節が5月3日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはFC琉球に1対0で勝利した。入場者数は3121人。
試合全体を通じて、町田が敵陣に押し込む展開だったが、琉球は堅い守備からのカウンターで応戦。互いに決めきれず、このままホイッスルかと思われたアディショナルタイム。右サイドからのクロスをDF松本怜大が頭で落としたボールに飛び込んだFW鈴木孝司が足裏でゴールに押し込んだ。試合はそのまま終了。劇的な決勝点にスタジアムは大歓声に包まれた。
町田は3位に浮上。同日、ホームで勝利したSC相模原は2位をキープした。
試合後、相馬直樹監督は「きれいに崩した得点ではなかったが、選手たちの『勝ちたい』という気持ちと、サポーターの『勝たせたい』という気持ちがゴールにつながった」などと振り返った。
次の公式戦は5月6日、町田は福島ユナイテッドFCとホームで、SC相模原は首位のレノファ山口とアウェーで、それぞれ対戦する。