地球上で最も繁栄した種「昆虫」の不思議と魅力を紹介する企画展「SF(すごく不思議な)昆虫展」が7月14日、相模川ふれあい科学館(相模原市中央区水郷田名1、TEL 042-762-2110)で始まった。
約100万種が生息しているといわれる昆虫。食料としての利用、形や機能の製品への応用など、世界中の研究機関が注目して研究テーマに取り上げているという。同展では昆虫の不思議な世界を、研究所を模した展示エリアで紹介する。
農業生物資源研究所が開発した光る繭やオオムカデなどを「リアルに」観察できる暗室ブースをはじめ、不思議な形をした角を持つ昆虫や擬態昆虫など、テーマに沿った代表的な昆虫約20種類の生体を展示するほか、実験教室や昆虫観察ツアー、アトラクションショー、ペーパークラフト講座などの企画も予定する。
「昆虫の多様性や生命力はどの生物よりも優れている。夏の暑さにも負けない、熱気に満ちた『昆虫研究の最前線』を楽しみながら学んでいただければ」と広報宣伝担当の狭間さん。
開催時間は9時30分~16時30分(8月中は17時まで)。入館料は、高校生以上=300円、小・中学生=100円、65歳以上=150円、幼児無料。9月6日まで。