相模原商工会議所は10月30日、相模原市内で人気の飲食店や商店を選ぶ「第12回 相模原お店大賞」受賞店を決定した。

　受賞店は飲食部門4店と小売り・サービス部門5店の計9店。過去11回の受賞店を対象外とし、一般の人気投票と有識者による審査で選出した。投票数は5101票。

　大賞には、衣が薄いとんかつにセロリ半分を付けたスタイルが特徴の「とんかつ割烹 松村」（相模原市南区大野台2）、相模原の地名や行事の名前を付けた菓子が売り上げの４割を占めるという洋菓子店「ら・ふらんす」（中央区横山台2）の2店が輝いた。

　飲食部門の準大賞は、餃子や四川を中心とした多彩な中華料理を提供する「餃子・王」（中央区淵野辺3）、食育・体験レストランがコンセプトの「栗の里 相模原インター店」（緑区二本松2）、洋食メニューも提供する寿司店「みゆき鮨」（南区新戸）の3店が選ばれた。

　小売り・サービス部門の準大賞は、「Bread ＆ Talk」がコンセプトのパン店「パンドクルー」（中央区横山2）、イートインコーナーを設置する精肉店「ミートショップ寿々木」（緑区橋本3）、年間130 種類のパンを提供する「ブーランジュリ・アイミ」（南区古淵3）、フルサービスの理容店「BLUE NOTE」（南区若松3）の4店。

　同賞は、地域商業の活性化と消費者へのサービス向上を目的に、相模原市内で中小小売業・飲食店やサービス業を営んでいる店舗の中から、個性的で魅力ある店づくりによって消費者に支持されている店舗を表彰している。