アメリカンフットボール・Xリーグのノジマ相模原ライズは2月27日、2016シーズン新体制発表記者会見をノジマフットボールパーク(相模原市南区新戸)で開いた。
ライズは昨シーズン、7回目の挑戦で「悲願のオービック(シーガルズ)越え」し、3年ぶりにファイナルステージへ進出するも、西地区の王者パナソニックインパルスに2連敗を喫し、3位で終戦。
リーグ1、2位は、ライズが直接対決で敗れた富士通フロンティアーズ、パナソニック。これら企業チームをいかに倒して「日本一」を達成するか。会見では、今シーズンからゼネラルマネジャーを兼ねる石井光暢代表が「約20人の新人が加わり、戦力は充実している。さらに一体感をもって、悲願の日本一奪取に向け、相模原市民のみなさまと共に歩んでいきたい」と挨拶。
就任6年目となる須永恭通ヘッドコーチのもと、昨シーズンに引き続き東松瑛介選手が主将を務める。チームはこの日からシーズンインし、春季は東地区のみのパールボウルトーナメントを戦い、秋季に本番のXリーグのリーグ戦を迎える。今年度からXリーグの対戦方式が変わり、ライズはファーストステージから強豪チームと戦いつづける。
須永HCは「秋の厳しいシーズンを乗り切るため、基本的なフィジカル、ファンダメンタルの向上が1年のテーマ。春のパールボウル優勝、秋のライスボウル優勝を目指して走り続ける」と目標を掲げる。
東松主将は「パナソニック戦でフィジカルの差を強く感じた。チーム練習がない日も毎日、一人ひとりがトレーニングに取り組むことが大切。アメフトに集中し、チーム一丸で頑張っていきたい」と意気込みを語った。
パールボウルトーナメント第1戦は4月24日、17時より明治安田PentaOceanパイレーツ、第2戦は5月15日、17時よりアサヒビールシルバースターといずれも富士通スタジアム川崎で対戦する。