南町田駅周辺の商業施設や公園などを一体的に整備するプロジェクトに大きな関心が集まっている。3月13日に開かれた2回の説明会には市民ら計402人が出席。立ち見でも入りきれない事態になった。
同プロジェクトは、町田市と東京急行電鉄が協定を結び、官民協働で進めている。
両者による説明会では、土地区画整理事業や都市計画などの素案、町田市の「住みよい街づくり条例」に基づく商業施設計画に関する資料が図面やパースなどで示された。
資料によると、道路の再配置により都市公園と商業地を一体的に整備。大街区の中央に1530台を収容する駐車場棟を配置し、取り囲むように店舗を配置する。公園と商業施設が接する部分は賑わいを融合させるため、緑地を取り込みながら高低差を生かした施設計画となっている。
南町田駅前の広場を囲むように配置されていた商業施設も4階建て1棟に建て替え。映画館の建て替えは行わないが、他の商業施設整備と合わせて休館。2019年度内のまちびらきとともに再開する。
最後となる3回目の説明会は3月15日19時より、グランベリーモール隣接の旧リバブルスクエア南町田(町田市鶴間3)で開かれる。