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小田急電鉄がアグリビジネス参入 相模原にICT活用の先端農場

ICT技術と最新の栽培技術を活用する第1号施設

ICT技術と最新の栽培技術を活用する第1号施設

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 小田急電鉄と神奈川中央交通は、津久井神奈交バス城山操車場(相模原市緑区城山3)の未利用地にICT技術と最新の栽培技術を活用する第1号施設を整備し、高糖度ミニトマトを生産する。

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 農場の面積は3727平方メートル。農業用鉄骨ハウスの面積は1856平方メートル。ICT技術を活用したフィルム栽培(アイメック農法)を導入。成育状況を常時把握するとともに、労働負荷を大幅に軽減することで、就農者の確保が容易なビジネスモデルを実現した。想定収穫量は年間19トン。収穫時期は11月中旬~翌7月中旬。

 生産や出荷は、農業ベンチャーの銀座農園(東京都中央区)に業務委託。小田急電鉄は、同社に出資し資本業務提携契約を締結する。生産物は、沿線の小田急系スーパーで販売するほか、グループの百貨店やホテル、レストランなどに展開する。

 今後も相模原市の周辺エリアや小田急沿線の農地に展開し、「休耕地問題の解消」や「就労機会の創出」など地域の活性化にもつなげるという。

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