ミニ四駆カフェ「ドラゴンバック」(相模原市南区東林間5)が4月2日、東林間駅近くにオープンした。
ミニ四駆は、単3型乾電池で走行するモーター搭載の四輪駆動プラモデル。漫画の影響で1980年代後半、小学生を中心に第1次ブームが起きた。「現在が3次ブーム。1次、2次ブーム世代が大人になって楽しんでいる」とオーナーの杉山沙織さん。地元で「趣味が楽しめるカフェをつくりたい」と栄養士の資格を生かして、「自らはまっている」というミニ四駆を取り入れた。
コンセプトは「大人が子どもに戻れる秘密基地」。店舗面積は約100平方メートルで、座席数が30席。延長約100メートル、3レーンのコースを常設するタミヤ公認店。店内にはカウンター席を設け、フード、アルコール類やソフトドリンクを提供する。
現在は週1~2回、レースを開催。初来店という30代の男性客は「大会で良い成績をあげるために経験が必要なので、各地のコースを巡っている。ここは有料だけあって、大人がゆっくりと楽しめる雰囲気」と話す。
手ぶらで来店しても利用できるよう本体キット(1,000円程度)や上級者向けのパーツを販売。工具の無料貸し出しや充電用電源を提供する。「他店舗とのコラボ企画や対抗戦を開きたい。ここから公式大会のチャンピオンを輩出できるよう頑張りたい」(杉山さん)。
料金は、高校生以上=1,500円(90分、フリードリンク)、中学生以下=1,000円(同)。営業時間は11時~23時。営業日は同店ホームページに記載。
※2016年7月31日に閉店