町田市立陸上競技場(町田市野津田町)で6月20日、サッカーのU-22マレーシア代表とFC町田ゼルビアの国際親善トレーニングマッチが行われた。
東京2020オリンピック・パラリンピックのキャンプ地招致を目指す町田市の取り組み。海外チームの受け入れは、昨年のブルーブルズ(南アフリカ)に続き2度目。U-22マレーシア代表は当初、日帰りの予定だったが、イスラム教徒受け入れ体制を検討するために市が宿泊を提案し、実現した。
トレーニングマッチでは、石阪丈一町田市長がU-22マレーシア代表監督らに花束を贈呈し、歓迎した。ゼルビアは前日のJ2リーグ公式戦に出場しなかった選手を中心にチームを編成。ケガで戦線を離脱していたDF深津康太選手も先発出場し、フィジカルの強さを発揮していた。試合は3対3で引き分けた。
町田市は東京2020オリンピック・パラリンピックで南アフリカの「ホストタウン」になることが決定。事前合宿を誘致するスポーツ施設を改修するために、国の財政支援を受けられる「地域活性化事業債」の発行を目論む。町田市立総合体育館など老朽化が進む体育館を改修するため、計画を作成して国に提出するという。